真鍮の金具

引き続き 神戸市 M様 カップボード制作中です。

先日選んでいただいた真鍮の蝶番と棚ダボ金具が届きました。

似たような色味でメッキのものもありますが

メッキが剥げるという慣用句があるようにメッキは取り繕う為のものなので

傷などで表面が剥がれると下地の本当の素材がポツポツと現れて経年劣化となってしまいます。

ですが、無垢の真鍮は木の無垢材同様に傷がついても味わい深く経年変化するので

新品からでも育てる楽しみがあります。

そして蝶番の種類にも色々ありまして、通常は微調整ができるスライド蝶番を使用することが多いのですが

今回のカップボードは海外のアンティークのようなイメージというのがテーマですので

昔ながらの平丁番という物を使用。

正直 スライド丁番と比べてきっちりと付けるには扉を削り合わせて少しづつ調整する必要があるのでかなり難しいですが

見た目美しく扉の枠を細く出来るも平丁番ですしチラッと見える真鍮の蝶番はやはり美しいのでここはこだわりたいポイントです。

いよいよ大詰め。

年内には仕上げたい


今週末24日25日が本年最終営業日となります。

新春のご相談 ご依頼お待ちしております。


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